テイルズオンライン終了
- 「テイルズ オブ エターニア オンライン」サービス終了へ
- これを聞いて、最初は『ナムコにとって、テイルズはこんな簡単に切り捨てていいコンテンツではないんじゃないのか…?』と思った。MMORPGで確固とした世界観に根付いたゲームが如何に強いかをWoWで実感していたからだ。
- MMORPGに世界観は要らないんじゃないか?という意見もあるが、個人的には真逆だと思う。ユーザーがすんなり溶け込める世界観を持っているMMORPGこそが優れたゲームであると強く思っている。もちろん世界観だけではダメで、ゲームシステムがきちんとできていないとお話にはならないが、世界観とゲームシステムはMMORPGの両輪であり、それがしっかりしていないものは飽きるのが早いと思っている。
- 今のところ、韓国のものはゲームシステムはそこそこ(といってもクリックゲーはダメだと思うが…)ではあるものの、確固とした世界観を持つ/持っていてもユーザーを障壁なく引き込めるものはあまり無く、また日本のものは逆に世界観があるものは多くてもゲームシステムが練られ作りこまれているものは殆ど無いと思っている。つまり両輪を備えているものは少ない。WoWは数少ない完璧な両輪を持つゲームの1つといえ、だからこそあれだけ売れているのだと思っている。
- で、テイルズに話が戻るが、テイルズはナムコにとっては数少ない「ユーザが前準備無く世界に浸透できる」世界観を持ったタイトルの1つだったと思っていた。ナムコにとってテイルズはほぼ虎の子だったのではないか。そう思っていたので、こんなに早く終了を決めた時に「貴重なコンテンツを浪費しやがって…。もったいねぇ」と感じた。
- だが、ここで過去形になっているのは、そのあとナムコはナムコではなく、『バンダイ』ナムコであることを思い出したからだ。よくよく考えればバンダイナムコにならば、強い世界観を持ったコンテンツは大量にある。その頂点はガンダムであり、ガンダムはすでにUCOというMMORPGとしてリリースされている。UCOは最初の頃から開発リソースが非常に少ない印象を抱かせるゲームだったが、ここでテイルズを終了させ、リソースをガンダム系のオンラインタイトルへ集約させるというのであれば、非常に納得がいく。
- つまりテイルズはおそらく、会社が合併することで生じた社内の競合タイトルに負けて終了になってしまったのだろう。ビジネス的には限りなく正しいのだが…かわいそうよのう…。